CRF1000L アフリカツイン アドベンチャースポーツ 発表!



ホンダは、イタリア・ミラノで開催されるEICMA2017でCRF1000L Africa Twin Adventure Sports(アフリカツイン アドベンチャースポーツ)を発表しました。

CRF1000L アフリカツインアドベンチャースポーツは、1988年にXRV650がヨーロッパに登場してから30周年を記念してトリコロールカラーで販売されます。

CRF1000L Africa Twinに新たに設定したAdventure Sportsモデルは、「もっと遠くへ行きたい」「もっとタフに過酷な挑戦をしたい」というさらなるアドベンチャーマインドをかき立てるモデルとして開発されました。

24L容量の大型フューエルタンクと大型のウインドスクリーン、ロングストロークのサスペンションなどの採用に加え、スロットル・バイ・ワイヤシステムも新たに装備しています。

現時点では正式な販売価格などは未定ですが、スタンダードモデルとデュアル クラッチ トランスミッションの2本立てで、日本での発売も計画されています。


2月27日追記:ホンダより発売日、販売価格が正式に発表されました。こちらのページに情報をまとめていますので、是非ご覧ください!


現在販売されているCRF1000L アフリカツインとの変更点は以下の通りです。

ヨーロッパの雑誌社によると、米国では2018年夏から発売予定で、販売価格は現在のアフリカツインよりも約2,000ドル(11月7日のレートで約23万円)高くなるそうです。





CRF1000L Africa Twin Adventureの主な変更点

•ロングストロークのサスペンション、CRF1000L Africa Twinよりもフラットなシート、CRF1000L Africa Twinよりも直立状態に近いライディングポジション
•ウインドプロテクションに優れたフェアリングと高めのスクリーン
•標準装備のヒートグリップとAC充電ソケット
•オフロード用に設計されたフットペッグとエンジンガード
•ウインカー自動キャンセル機能
•スロットルバイワイヤー(TBW)には3つのーモードを搭載
•HSTC(トラクションコントロール)は現在7段階とOFFの設定を用意
•吸排気を見直し、ミッドレンジのレスポンス向上
•バランスシャフトの重量軽減
•新しく搭載されるリチウムイオンバッテリーは2.3 kgの軽量化と耐久性の向上
•アシスト・スリッパークラッチ搭載
•24L容量の大型フューエルタンク(燃費は21.8km/Lで、単純計算で523.2km走行できます。)









CRF1000L アフリカツイン アドベンチャースポーツのスペック

エンジン型式  : 270°クランクユニカム 水冷4ストローク8バルブパラレルツイン
排気量     : 998cm3
ボア&ストローク: 92.0×75.1mm
最大出力    : 93.8 HP / 7,500rpm
最大トルク   : 99Nm/6,000rpm
燃料容量    : 24.2リットル
燃費      : 21.7km/L (DTC 21.8km/L)
クラッチ    MT   :常時噛合式6 段リターン
クラッチ DTC  :電子式6段変速
ギヤボックス/トランスミッションタイプ:6速MT (6速DCT)

フレームタイプ : 高張力鋼スチールリアサブフレームを備えたスチールセミダブルクレードルタイプ
寸法(L×W×H): 2,340×930×1,570mm
ホイールベース : 1,580mm
シート高(STD位置/低位置): 900 / 920mm
地上クリアランス: 270mm
ウェット重量  : 243 kg (DCT:253kg)
回転半径    : 2.6m

サスペンション(前): ショーワ 45mmカートリッジ式倒立フォーク、油圧フルアジャスタブル
サスペンション(後): Pro-Linkリンケージ、油圧フルアジャスタブル、101mmストロークの鋳造アルミニウムスイングアーム

フロントホイール : ワイヤーリム、アルミニウムリム
リアホイール   : ワイヤーリム、アルミニウムリム
リムサイズフロント: 21M / C×MT2.15
リムサイズリア  : 18M / C×MT4.00
フロントタイヤ  : 90 / 90-21チューブタイプ
リヤタイヤ    : 150/70-R18チューブタイプ

ABSシステムタイプ: リアABSオフスイッチ付2チャンネル
フロントブレーキ : ニッシン製 310mmデュアルウェーブディスク 4ピストンラジアルマウントキャリパー
リアブレーキ   : 256mmウェーブディスク/1ピストンキャリパー
          (DCTモデルはレバーロック式パーキングブレーキシステム)

メーター類 : 走行モード表示、スピードメーター、タコメータ、燃料、ギアポジション、ABS、HSTC、走行距離計、ラリースタイルのLCD計器ディスプレイ
ヘッドライト: デュアルLED(高/低1)

となっております。










2016年にCRF1000L アフリカツインが販売され、大ヒットしましたが、今回発表されたアドベンチャースポーツは更に大ヒットしそうな予感です。

ハッキリ言って、これはカッコいいし無茶苦茶欲しいです!!

エンジンは、さることながら標準装備でグリップヒーターとAC充電ソケットを装備し、タンク容量の増加、ウインドプロテクションに優れたフェアリングと高めのスクリーンにライディングポジションの見直しなど、100点満点のバージョンアップだと思います!

アドベンチャーツアラーに今まであまり興味が無く、所有したことが無い私でも欲しくなる一台です!
このブログが始まって、ここまで新車を褒めた事は恐らく無いと思います。(本当に欲しいです。)

2016年に販売されたアフリカツインのように、アドベンチャースポーツも納車待ちがしばらく続くことが予想されますので、購入希望者は、常に最新情報に気を配り、早めの予約必須です!!

最後にCRF1000L アフリカツイン アドベンチャースポーツのPVを貼っておきます。
このPVがまたイイんですよ・・・

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