KTM 2019年よりテック3との提携を正式発表!


「テック3YAMAHAとの提携終了に伴い最近よく聞く噂」という記事で取り上げた通り、昨日3月5日にKTMとTech3との間で、2019年から協力関係に関して合意したことが発表されました。

これにより、2019年からはTech3はKTMのサテライトチームとなり、KTMよりワークススペックのRC16が与えられ、2019年のグリッドにはKTMのワークススペックのバイクが4台並ぶこととなります!

テック3からのコメントは、まだ発表されていないようですがMotogp公式HPに記事が掲載されているので紹介したいと思います。





KTM、テック3との提携を発表

インディペンデントチームを代表するテック3とのコラボ結成で、19年シーズンからRC16を4台投入。


オーストリアのファクトリー、KTMは5日、今季最高峰クラス18年目を迎えるフランスのテック3との間で、2019年の協力関係に関して合意したことを発表。プロトタイプマシン、RC16を供給することが決まった。

KTMは、2003年から軽量級に参戦。2012年に始まったMoto3™クラスで51勝を挙げ、4度のコンストラクター部門を制し、今年は9チームに15台を供給すれば、昨年復帰1年目に終盤3連勝を達成した中量級では、3チームに5台を供給。最高峰クラス1年目は、トップ10に7回進出。更なる躍進を目指し、テック3とのコラボを結成し、最高峰クラス3年目に4台を準備することになった。

モータースポーツ・ディレクターのピット・バイラーは、「2019年から最高峰クラスにおいて、テック3と強力な結合をすることに大変嬉しく思います。チームは豊富な経験があり、グレートなリザルトを獲得してきました。彼らのプロフェショナルな体制は、我々をさらに強力にしてくれます。」

「4台のRC16がグリッド上に並ぶということは、我々のバイクの開発、そして、レッドブル・ルーキーズ・カップから最高峰クラスまでのKTM構造を拡大することにおいて、大きな前進を意味します。素晴らしい協力関係のスタートが楽しみです。KTMの将来を信頼してくれたエルベ・ポンチャラルに感謝します」と、提携の理由と期待を説明。

KTMは、3月12日にオーストリアのザルツブルク空港に併設するレッドブルのコレクション展示場ハンガー7で発表会を開催する。

との事です。

KTMファクトリーのTwitterでも、Tech3との提携が公表されました。

ブラッドリー・スミスのTwitterでも同じように公表されています。


やはり、噂通りの展開になりましたね。

ロッシもヤマハと2年契約を交わすのは確実でしょうが、VR46チームが2019年度よりMotoGPへ参戦することは否定しています。
果たしてTech3の代わりにどのチームがYAMAHAのサテライトチームになるのでしょうか!?

また、スズキも2019年度よりサテライトチームを持つ計画があり、現在サテライトチーム候補を探しているようなので、スズキの動向にも注目です!

また、ヨハン・ザルコの移籍先も気になります。

エルベ・ポンシャラル氏のコメントでは、ザルコには結構前からKTMのサテライトチームになり、ワークススペックのバイクで戦うことを告げているそうです。
果たしてザルコはTech3と一緒にKTMへついて行くのでしょうか!?




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